バカが食べる飯、バカが食べそうな飯。うまけりゃ何でもいいし、腹いっぱいになりゃ何でもいい。バカ飯万歳。
■ジャンバラヤ
パエリアに肉的なものなどをドン!と乗っけて食べる、分けて食べればいいものをひとまとめにした料理。日本の丼に近い発想食。
■生卵ドロップ牛丼
もともと食べやすい丼ものに卵を落としてより流し込みやすくしたほぼ流動食
■ウィンナーコーヒー
熱々のコーヒーに約30℃前後で溶け始めると言われる生クリームを融合させたバカな飲み物。苦さと甘さがどろどろに溶け合うおいしい飲み物
■インスタントラーメンinウインナー
鍋インスタントラーメンにウインナー(シャウエッセンがおすすめ)をそのまま入れて3分ほど煮れば麺はほぐれてウインナーはボイルされる。質素なインスタントラーメンに肉感を手軽にプラスできるバカ飯。出来上がりは完全にウインナー。うます。
■カップヌードルinポテトチップス
ジャンクフードの王者カップラーメンにスナック菓子の王者ポテチを入れて食べる。フヤかしてポテチ本来の芋の食感を楽しむもよし、パリパリの食感を残して食べるもよし、ジャンクフードをよりジャンクに楽しむ毒みたいな食べ方。うまし。
■ペヤングinウィンナー
ペヤングのやきそばにお湯を注いですかさずウインナーをin。質素なインスタントやきそばに肉感を手軽にプラスできるバカ飯。お湯を多めにしないとウインナーに火が通らないし、冷たいウインナーは急速にお湯を冷やすためチンチンに沸騰させたお湯を用意する必要がある。注:ペヤングは湯切り機能が悪いのでウインナーが飛び出る危険性が高いので注意するべし
■ドリア
米を盛ってホワイトソースをかけてチーズをかけて食感が足りないからパン粉をかけて見た目も気になるから焦げ目を付けて焼く西洋料理。しかし本質はお好み焼きと米を一緒に食べる、つまり炭水化物に炭水化物を合わせる発想に非常に近い。うまい。
■ねこまんま
米にかつお節をかけて醤油を垂らしたり、味噌汁にご飯を突っ込んだり、ねこ飯とも言われる食べ物であり食べ方。食が面倒くさい時にする料理。うまさと言うより腹を満たすこと優先の食べ物。
■温野菜
ヘルシーかつ熱を加えた野菜は栄養素が増す。が、だいたい素の味に飽きて岩塩→マヨネーズ→ドレッシング(またはオーロラソース)と、最終的に濃い味で食べたくなってしまう罠があることをわかってない人が多すぎる。しなっとしてこれはこれでうまい。
■ナイススティック&コーヒー牛乳(紙パック)
フリーターが好んで食べる取り合わせ。これに併せて週刊少年ジャンプがあれば幸せの時間が手に入れられる。
■1本満足バー
これでもかというほどナッツ類やドライフルーツを一本の菓子バーに詰め込んだ現代食。もしこれがココイチなら10種類位トッピングするようなもので、食にとても食いしん坊な人が好む食べ物。コンビニで買う人を見つけたらそっとしといてあげるべし。
■カップヌードルBIG
カップラーメンのBIGサイズは見た目にまあまあデカい。片手には少しデカいしお湯を入れるとBIGなだけに片手には少し重い。この質量がすべてジャンクフードなのだから、バカ飯と言わずして何と言う。ただし確かな満足。
■オクラとろろ納豆ねばねばうどん
ねばねばにねばねばとねばねばをかけ合わせたスライムみたいなうどん。スライムすすってるような音もする。うまい。
■カツカレー
濃い食べ物のカレーにボリューミーなとんかつを乗せた濃くて重くて多くてうまいバカ飯。バカになりたい時に人はよく食べる
■チャーハンおにぎり
もっと手軽に炒飯が食べられたら…そんな要望に応えてコンビニが作ってくれたのが炒飯おにぎり。全部食べたあとのフィルムが油でギトギトになってるのを見ると「ああ、自分は炒飯を食べたんだな」としっかり思わせてくれる
■ダブルチーズバーガー
ハンバーガーのハンバーグを2枚に増やしただけのハンバーガー。しかしあなどるなかれ。肉感は気持ち悪いほどにアップする。噛んでるとバンズの味なんて1ミリもしないほどにハンバーグが勝つ。というより肉の味しかしない。肉狂い向けにダブルチーズバーガーがあり、そのさらに上に倍ダブルチーズバーガーがある。狂ってる。
■締めの雑炊
ひとしきりお鍋を堪能してお腹いっぱいになったあとに「締め」として米をぶち込む締めの雑炊。たいがい残って残飯と化す。そりゃそうだろう。すでに雑炊で締まっているのだから。
■ステーキ丼
もう「品」とかどうでもいい。ステーキと米を一緒に食べたいし、もうステーキ食べた瞬間すぐ米に行きたい。もう品とかIQとかどうでもいい。どうやら庶民はねこまんまに帰結するらしい。